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ひつじとしゅじんこうてきれいき

先日ロボロボしいアイドルマスターしか知らない友人に、そうじゃないアイドルマスターの設定をお話していたときのこと。

「アニメが初見だと、キャラ同士の年齢の上下関係あんまりピンと来ないかも。
 美希中3、雪歩高3とか」
「あー、そうなんだ」
「ちなみにあの事務員は29歳」
「いくらなんでもそれはwwwwww騙されないwwwwww」
「偶蹄目嘘つかない。マジでアラサー」
「何……だと…?」

日高舞29歳といい、あの世界のアラサーはちょっとおかしいとひつじは思います。


「無理すんな ババアと君が言ったから 今日のお題は ババア記念日」
じゃなかった、今日のお題はフィクションにおける年齢のお話です。


フィクションにおけるキャラの年齢ネタというのは、サブカル好きな方なら一度は通る道だと思います。
アナゴさんやブライト艦長の年齢にドン引きするアレですね。シャア少佐20歳。
あとは他作品のキャラと年齢を比べてビックリするのもオツ。
中野梓(17歳高3)と横島忠夫(17歳高2)が最近のひつじ的ヒット商品です。
ここにカテジナ・ルース(17歳)を付け加えると凄いデッドリーな感じになります。


シャア少佐20歳もひつじ的にそれ単体ではさほどの違和感はないのですが、坂本美緒少佐20歳を隣に並べるだけで「あぁシャア少佐ってやっぱり大人だったんだな……」としみじみ出来ます。
まして後に大佐。ジオン宇宙軍と扶桑海軍の階級に互換性があるかどうか謎なのであんまり意味のない比較ではありますが、士官学校スキップいきなり実戦配備でも軍曹スタート、生身Iフィールド装備のウィッチと比べてこれなら超イケメンです。
もっともカールスラントには23歳将官という生き物がいるのですが、気にしてはいけません。どちらにしろシャア少佐も少佐だったころがピークでしたし。まさか総帥になってまで大佐呼ばわりとは……。


閑話休題。
あるキャラの年齢を他作品のキャラのそれと比べるともんにょりする現象は、年上っぽい、年下っぽいといったイメージがキャラの設定年齢ではなく舞台での役割で決まるせいだとひつじは考えています。
中学校が舞台の物語における中3の先輩キャラは、高校が舞台の物語における高2の後輩キャラより大人っぽい。
このせいであずにゃんは後輩キャラを死守することになっています。高校編で後輩が出来たとはいえ、南春香(みなみけ/高2)や伊藤伸恵(苺ましまろ/高1)と比べるとうーん……?みたいな気分になります。
ハルカ姉さまも伸姉も、それぞれの作中の役割が読んで字のごとく「姉」であるため、このように不憫なことになるのです。


そして同時にそれは、作中で時間経過が存在する場合、主人公の役割が変わりうる、あるいは舞台から追い出されうるということを意味します。
同性婚が認められないからと思い人と手を繋いで眠剤心中を図るような3年生が通う高校に入学した平凡な新1年生が、憧れていたのにその実態は大変困ったちゃんな異次元お嬢様の2年生に私の跡目を継げと言われ、トラブルに巻き込まれ続けながらも豊臣秀吉ばりの人間力で生き残っていく物語がありました。
新1年生ちゃんは主人公ですから、それはそれは酷い目に遇い続け、引き換えに莫大な経験値をゲットしていきます。
やがて3年生が卒業し、一つ上の先輩との付き合い方にも多少こなれて来たところで、今度は自分の下に入ってきた新1年生がまーた困ったちゃんです。
元新1年生の2年生ちゃん、試練という名のレベリングが続きます。
このままでは彼女が3年生になったとき、最早レベルが上がりすぎて主人公らしい苦戦が出来ない体になってしまいます。
しかも舞台は高校なので、もう1年経つと彼女を苦戦させるために最適化された舞台から文字通り主人公がいなくなるという大ピンチ。祐巳ちゃんもいまや紅薔薇さまだもんなあ。あ、「マリア様がみてる」のお話でした。
キャラクターだって年功序列で偉くなって、定年退職しちゃったりするのです。


ストライクウィッチーズなら魔力減衰が起こる20歳が定年ですから、メインキャラで一番そのラインに近いミーナ隊長と坂本さんは犠牲になるしかありません。
そして小鳥さんは外見が全く29歳に見えなくとも、アイドルがテーマの世界においてアイドルデビューがありえない年齢に設定された時点で、始まる前からリタイア済みなのです。
このように年齢に関わらずババア呼ばわりされる皆さんは、作品の定年ラインと鍔迫り合いしていたり、あるいはもう遥か向こう側にさようならしているケースが多いのではないかとひつじは見ています。


興味深いのは、主人公が定年ラインに達してしまった場合の作品の行方です。
おおまかに3パターンに分類されるとひつじは分析しました。詳しくは以下の通り。

・物語完結
そもそも物語を始めるにあたって定年が存在する舞台を選んだのだから、主人公が定年退職する前にお話が完結するよう計画されていると考えればこうなります。
話の展開が予想しやすいのがネックかも。
例えば高校サッカーなら、主人公が卒業する年の大会が山場であるのは普通に考えれば明らかです。

・主人公交代
「はじめの主人公が出ていった分、新しい主人公を入れた!これで帳消し!!」
理屈の上ではそうなのですが、人気作品であればあるほどそこまで引っ張ってきた旧主人公の不在を帳消しにするほどの新主人公を立てるのは難しそうです。
更に舞台はそのまま引継ぎだとすると、旧主人公にとっては後輩で新主人公にとっては先輩にあたるキャラの扱いにも難儀しそう。
しかしながら世界観は作者さんのノウハウのある舞台のまま続けられますし、舞台こそが作品テーマそのもの!といったケースではこちらの手段が取られるでしょう。

・舞台変更
キャラ人気に全額ベット!
逆転の発想、定年ラインの方を変えてしまいます。
高校編が終わったのなら大学編をはじめればいいじゃない。
こうして19歳の(そして気がついたら25歳の)魔法少女が誕生しました。
あの作品は定年があるような設定ではありませんでしたが、シリーズ最初のタイトルが魔法少女だったことはきっとみんな忘れてくれません。
日常系の作品だと「サザエさん時空にしておけばよかったのに」という言葉がピンポイントで突き刺さることもある諸刃の剣。
とはいえ、あずまんが大王、らきすた、けいおんのラインナップが時間経過させることを選択した意味は少し考えてみる必要があるかもしれません。
余談ですが、ぱにぽにもサザエさん時空のようでいて実は違ったりします。


いずれにしろ、そこまで物語が続いていなければ「新主人公イマイチぱっとしない」とも「この主人公もうマンネリ」とも言う機会が永遠に来ないわけですから、作者さんにとっては嬉しい悩みなのかもしれません。
ひつじとしては、宮永咲(18歳高3)を見られるかどうかが最近の関心事です。
世界編をにおわす描写があっただけに、まさかいきなりインハイ優勝ご愛読ありがとうございました小林立先生の次回作にご期待くださいはないと思うのですが、単行本の刊行ペースがひつじを不安にさせるのです。
亜空間牌譜の作成から亜空間私服のデザインまで一人で頑張る小林先生を、ひつじは応援しています。

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