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ひつじとアイマスSSのかんそう その10

先週の木曜日のことなんですけど、パンが焦げました。
煙が目にしみるわ喉にしみるわでもう大変! 滅びよ! 全て滅びよ!
そんなこんなで今もひつじ小屋ほんのり香ばしいです……。


そんなこげくさいひつじ小屋への怒りを感想更新に向けてみました。
え? パンこげたのと関係ないじゃんって?
なんのことだかわかりませんなあ。



今回ご紹介するのは「いらないこにはなりたくない。」/「アマツキ」
わぁいダーク百合 ひつじダーク百合大好き、というわけで感想本文です。



『いらないこにはなりたくない。を読んで ――Letter to Herselves』

 しっあわっせなっらてっをたったこっ! ガッガッ!(ひづめが打ち合わされる音)
 これはなんでしょうかね。この歌詞。偶蹄目はしあわせになれないという、人類の皆さんからひつじに対する宣戦布告と受け取ってよろしいのでしょうか。いいでしょう。このもふもふな羊毛がなんのために存在しているか……拘束具を解き放った真のひつじの力を……えっあっなんですかその肉切り包丁は! やめてください! 肉の部位についてたのしそうに相談を始めるのはやめてください!!

 でも手を叩けないからといって、ひつじがしあわせになれないということはありません。あ、ここから真面目なお話です。しあわせはどこにあるか、幸福の定義についてのお話。例えば他人から見て「すごいしあわせそうだなー」っていう方がいたとして、本人が「死にたくなるほど不幸だ……しのう」と思っていたとするならどうでしょう。ひつじはこの方、しあわせじゃないんじゃないかなって思うんですよね。というのも、しあわせは考えるものじゃなく感じるものなんじゃないかな、っていう。極端な言い方をするのなら「しあわせだ」っていう状態は存在しても「しあわせ」という名詞の中身はない、みたいなイメージ。

 つまり、しあわせとは「このわたし」の心の中にしかありえない。
 だから、彼女たちはしあわせを見つけられない。

 千早のしあわせのみを、ただひたすらに願い続ける春香。だから彼女は気付かない。千早がもう、しあわせであるということに。千早のしあわせは、千早にしか感じられないものであり、千早本人にしか定義出来ないものであるはず。なのに春香は、自らの無謬と千早の不幸を疑わない。判断の正誤を、当の千早に確かめることすらしないままに。それはきっと、とてもとても残酷なことです。
 こうして彼女の祈りは、嗚咽の中へとむなしく解け消えてゆく。



 ただ私は、千早ちゃんにしあわせになってもらいたかった。



 永久不変のしあわせを望んだが故に、それを自分の心の裡に見いだすことが出来なかった千早。だから彼女は気付かない。変わらぬしあわせであることを求められた春香が、瑕疵なき幸福を女の部屋に託された最愛の人が、しあわせではないことに。己を弱くて醜い、不完全なものと定めてしまった完璧主義の歌姫は、無垢なるしあわせを育むことが出来る無縫の恋人という理想像を春香に押し付けてしまった。しあわせの在処を、その理由さえも、伝えぬままに。それはきっと、とてもとても残酷なことです。
 こうして彼女の愛は、永遠に訪れない未来を待ち望み続ける。



 わたしたちがしあわせになれないはずがなかった。



 届くことのないラブレターは、いつまで二人の心の中に。
 行き違う愛の落とし子が祝福される日は、果たして。
 いらないこにはなりたくない。
 いらないこにはなりたくない。

 求め合う二人が恋仲になる瞬間、それはある物語にとってのゴールで、しかしある物語にとってのスタートでもある。この作品における天海春香と如月千早、二人が紡ぐ物語の終着点を尋ねる行為は、それぞれの読者の心――わたしたちにとっての「しあわせ」とは何かという問いに繋がるものなんじゃないかな、ってひつじは思うのです。



いやぁ、ダーク百合あらため黒百合最高ですね! 最高だと言え!!
じゃないとひつじ、いちゃらぶアマツキさん作品のファンの方に刺されかねないんですよ!!
というか実際とある方に「ひつじさんのせいでアマツキさんまでダーク百合を……」と言われたんですよね。ヘッドホン2つつけてそうな方に。
あの時は身の危険を感じました……やっぱり羊毛脱がなくて正解でしたよ。
というわけでたまにはどっしり胸焼けしそうな黒百合SSの感想でした。
それでは今回はこの辺で。げ、原稿やらないと……。

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