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ひつじとりあるりありてぃ

お話を書くために色々調べ物をしているうちに、参考資料を読むことのほうが目的となってしまうひつじです。
こうしてどれだけの物語がひつじの脳内でエターナったか……。
あ、いえ、聞かなかったことにしてください。先生にシメられちゃう。危ない危ない。

とはいえちゃんと下調べをして頭の中に世界観をしっかり作ってからじゃないと、それっぽい作品というものはなかなか書けないのが困りもの。
ひつじ作品がそれっぽくなっているかどうかということについてはノイズなので無視します。
でもじゃあ、それっぽい、ってどういうことなの?
はい、そんなわけで今回はフィクションにおける世界観のお話です。


見ていて「うーん?」となってしまうような作品を評する時に、よく「超展開」という言葉が使われます。
これって基本的に、見ている側が「自分だったらああはしないwwwwwwなんだこいつwwwwww」と感じたときに出てくるものだと思うんですけど、その基準がどのあたりにあるかっていうのは意識的に考えないと結構漠然としてたりしません?
欧米では室内でも土足が普通ということを知らない人があちらのドラマなんかを見れば、靴脱がないとかなんだこれ! ということになりますが、知ってれば別になんの突っ込みどころもなかったり。
つまり「自分だったら」をどこまで適用していいかっていう難しい問題があると思うんですよね。
現実世界の外国のことですらそうなんですから、現実にはありえない設定のフィクション世界とお付き合いしていくとなったらなおさらです。

そこでヒントになるのは、「小さな火を出す程度の簡単な魔法なら誰でも使える世界」で「水に濡れてしけったマッチで必死に火をつけようとする」のはおかしいですし、逆に「魔法には大掛かりな準備と天性の素質が必要とされる世界」で「タバコに火をつけるためにちょっくら魔法を」というのもおかしいということ。
つまり「超展開」と判断されるかどうかって、どれだけ現実世界に近いかじゃなくて、あくまでその世界において合理的で整合性が取れているかどうかによるものなんじゃないかなあとひつじはにらんでいます。



そうなると、ストライクウィッチーズという作品は強烈でした。
パンツじゃないから恥ずかしくないもん!
この一言で史実ベース、つまりひつじたちが住んでいる世界をベースとした作品なのに、色々なツッコミを吹き飛ばすことに成功しています。
例えばシャーロット(Charlotte)の愛称がシャーリー(Shirley)なのはこちらの世界の英語として考えればおかしいですが、ストパン世界のリベリオン語ということならそれが普通なのかもしれません。
アレがパンツじゃないならそれくらいなんてことない、という脳内補正が働いてしまう恐ろしいコンテンツなのです。

今になって考えれば「パン恥ず」宣言は、ある意味で視聴者に対する「大人の事情で部分的にご都合主義ですけど察してください」「これは現実世界っぽく見えるけどあくまで異世界なんです」というメッセージだったようにも思えます。
というのも、ストパンはありとあらゆるディティールを放り投げてしまっている作品ではなくて、むしろ細部まできっちり作りこんであったりするんですよね。
あの世界の地図を地政学(国の形とかからいろいろ小難しいことを考える系のアレ)的な視点から眺めるだけでも、色々とニヤニヤ出来ちゃいます。
ストパン世界のヴェネツィア公国がこちらの世界のヴェネツィア共和国最大版図時に近い感じなのとか、なんかもうムラムラ来ちゃうひつじ。
しかしそれをアニメ化するにあたって、予算や尺やその他ごにょごにょな都合で色々と妥協しないといけなくなった時。
説明している暇はないけどこういうものだと思っておいてください! と受け手に暗黙の了解を求められるというのはかなりの強みだとひつじは思います。


そんなわけでここからは今回のオマケ。
ひつじがストパン二次創作のためにまとめている「調べもの.txt」の中からひとネタご紹介です。



・2期においてガランドの権限で501再編が成った理由

ミーナ隊長「ヴェネツィア解放出来ればカールスラント南方からも奪還作戦を実行出来るようになるし、東部戦線への兵站も築きやすくなる」

ガランド少将「なるほど」

ミーナ隊長「つまりヴェネツィア解放はカールスラント奪還作戦の一環」

ガランド少将「ヴィルケ中佐……貴官マジ頭いいな」

ミーナ隊長「というわけでこっちで勝手に部隊結成してから連合軍の承認取りましょう」

ガランド少将「ああ。やったもん勝ちだな」

ミーナ隊長「そんな感じでヴェネツィアとロマーニャ支援のために部隊結成しました。カールスラント空軍所属部隊ですが中身は旧501です」

ロマーニャ政府「ありがたやありがたや助けてくれるとか超嬉しい」

ケッセルリンク「504が丁度壊滅状態だし、しょうがないから連合軍地中海方面総司令として第501統合戦闘航空団再結成を事後承認しよう。以後連合軍指揮下に入ってもらう」

リベリオン空軍「これで消息不明のイェーガー大尉を探さなくて済む」

ロマーニャ空軍「これで消息不明のルッキーニ少尉を探さなくて済む」

シャーリー「いやあたしはガリア解放後原隊復帰命令来てねーぞwwwwwそれどころか一切音沙汰なかったwwwwwwwしょうがないから自分の判断で転戦してたのにwwwwwww」

ルッキーニ「あたしは難しいことわかんない」

ミーナ隊長「ペリーヌさんとリーネさんは予備役、つまりほとんど民間人だから適当に攫ってくればいいかしら」

ガランド少将「お前心の底から頭いいな」

ミーナ隊長「でも一応報告書類くらいは送っておきましょう」

ガランド少将「建前は大事だからな」

ミーナ隊長「ガリア政府からはいつまで経っても返事がないのでいいってことよね」

ガランド少将「分裂状態のどの亡命政府に送ったか知らんが構わん構わんもっとやれ」

ペリーヌさん「連合軍からの現場復帰についての話を蹴ってまで復興事業に取り組んでいたはずが、気がついたら501所属になっていましたわ」

ミーナ隊長「リーネさんは何故か元空軍大将のダウディング閣下からOKの返事が」

ガランド少将「不思議なこともあるものだ」

リーネちゃん「お母さんに行きたいってお願いしたら、すぐに許可が下りました。不思議です」

エイラ「占いで何となくロマーニャ来ちまったケド、わたしたちの国はなんか言ってなかったか?」

ミーナ隊長「金欠で連合軍諸国に頭の上がらないスオムスとほとんど死んでるオラーシャはちょろい」

ガランド少将「扶桑はまあ扶桑だからなんとかなるだろ。支援作戦が近いうちにあるという話だから、坂本を送ってよこせと言っとけば」

もっさん「宮藤の不名誉除隊(懲戒免職相当)は今回の再志願で帳消しってことで問題ないな」

ミーナ隊長「相手がマロニーちゃんとはいえ、命令無視の上無許可離隊だもの」

もっさん「相手がマロニーちゃんだったから揉み消せるかなと思ったけど駄目だった」

ミーナ隊長「美緒はそういう裏工作苦手だものねえ」

もっさん「はっはっは」

ひつじ(なに かんがえてんだ)



連合軍っていうかこれもう私設の義勇軍じゃないですかミーナ隊長! とひつじは情報をまとめながらガクブルしたものです。
ウィッチの特権階級っぷりが良く分かる一幕。
アニメでウィッチが上層部から圧力かけられてた描写は、展開の都合だったんだろうなあとしみじみ。
理解のないお偉方とそれにも負けず頑張る現場の対立はテンプレですからね。
しかし同人誌の方なんかを見てみても、基本的にウィッチの皆さんやりたい放題。
そういうところに注目したりすると、作品ってまたちょっと違った楽しみ方が出来るんじゃないでしょうか。
ストパンってなんかトンデモっぽい……と敬遠してた方がいたりなんかすれば、今回のエントリを読んでちょっとでも興味を持ってもらえればいいなーなんて。おもしろい作品ですよ。ホントホント。
……おおなんか今回はすごくそれっぽい締めだ。ひつじやればできる。

theme : ストライクウィッチーズ
genre : アニメ・コミック

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